仕事で女性のモチベーション上がる時①〜


女性活躍推進と称し、いろいろな取り組みが進んでいます。このことは、今まで長い時代にここまで勢い良く進めてこられなかったことからすると、とても良いことだとは思います。ただ、これだけ「女性活躍推進」と言っても実状はまだまだといっても過言ではありません。実際の数字も少しずつ変化はしてきていますが、当初の目標である、2020年に女性が指導的地位に就いている人の割合を30%とするという数字からするとまだまだ遠い数字です。(2016年帝国データバンク調べによると女性の管理職比率は6.6%)  

単純に何かをすれば、この数字が変わってくるというものではなさそうで、女性活躍推進にはいろいろな複雑な関わりがあるといえるのではないかと考えています。そんな中で、女性が前向きになり、モチベーションが上がる状況のヒントになるかもしれない考え方があります。


2007年にマッキンゼー大賞を獲った論文である「なぜ女性リーダーが少ないのか」です。私もこの論文を読んだときに、同じ女性として納得することがとても多い論文でした。自分の修士論文のヒントにもなり、実際に日本の女性の「キャリアの迷宮」は何かを調べたくらいです。  

女性は働き始めたところから、すでにいろいろな迷宮があり、一旦迷宮に入り込んでしまうとなかなかでてこられない・・・最悪のケースは離脱。つまり退職です。それぞれの人の細かな迷宮はあるかと思いますが、日本の女性の多くが感じている迷宮は、4つありました。 

1. 両立に対する周りの人の理解のなさ 

2. 環境と制度のなさ 

3. 偏見 

4. 自分の能力や自信のなさ 

その中でも、会社が関わることができる問題は、1の周りの人の理解のなさ、と4の自分の能力と自信のなさです。一見、2の環境と制度のなさを考えられる方が多いかと思います。もちろん、これは働いている人に対して男女関係なく良い環境を整備したり、働きやすい制度を作ったりするのは企業としてあたり前の取り組みです。また、環境整備や制度をつくるのは多くの人にわかってもらいやすく、理解してもらいやすいので、企業としても取り組みやすいものだと思います。

しかし、環境や制度がどれだけ整っても、相変わらず女性の活躍は推進が進みにくい状況です。環境や制度は働くものに取ってとてもありがたいものなのですが、それを使うときに周りの人がどれだけそれに理解し協力体制があるかのほうが問題になってしまうようなのです。周りの人も悪気はないけれど、時短を取っている人に「早く帰れていいね」などというメッセージは一所懸命頑張って続けていこうとしている人にとっては、辛いメッセージになってしまいます。

時短だからとか、女性だからとかで、「難しい仕事はさせないほうがいい」という周りの人たちの態度が、とてもやる気を損ねてしまい、モチベーションダウンにつながってしまっていると思います。 


 女性も働く以上、本来はここで役に立ちたい、自分のやることで成果を出したい、認めてもらいたいと思っている人は多いはずです。そんな女性たちには、少し背伸びをさせた仕事の割り振りをしてみる。最初は抵抗があるかもしれませんが、一緒に指導しながらやれることを増やしていく。そしてできたら任せてみるという流れをしっかり作って、男性も女性も関係なく育てていくという姿勢を周りが見せたときに、それに応えようと女性もしっかりモチベーションを上げていくと思うのです。 今回のモットー:「変な優しさはモチベーションにはかえって逆効果」 


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